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主催者からのメッセージ

丹波市役所

学校は、「子どもの教育の場」としての機能に留まらず、「地域のシンボル」「地域コミュニティの中心」という意味も持っています。しかし丹波市では、140年以上の歴史ある3つの小学校が廃校となりました。

少子化が進む中、廃校が生じることは避けて通れません。しかしこのとき、廃校も地域資源であるという視点が非常に重要になってきます。全国的にも、少子化による児童生徒数の減少により廃校舎が増加している今、無限の可能性を秘めた廃校の活用が必要になっているのです。

市役所等での公的活用や、地元自治協議会等による地元活用を検討していただいたものの、持続可能な活用法が見いだせず、民間事業者による活用を考えるに至りました。

民間活用による効果的な利活用の最終到達点は、「廃校舎に民間活力が導入され、産業振興や雇用拡大により、地域や地域経済の活性化に繋がる」ことですが、そのためには、まず自治体と事業者の出会いの場を設けることが第一歩となります。

そこで企画した今回のイベントは、「各自治体が所有する廃校舎を利活用するために、廃校舎を抱える自治体と廃校舎の活用をビジネスチャンスと捉えている事業者が一堂に会し、商談会を行う」ことを目的としております。

近隣の多数の自治体にも参加を呼びかけており、各廃校舎のPRをしていただく予定です。来場いただく事業者も業種の限定はしておりません。幅広く、自治体と事業者の間で意見交換や条件提示などが行える「場」にて、一つでも多く自治体と事業者のマッチングが成立することを目標としております。

廃校の未来づくり

2017年夏のソフトバンク地方創生インターンTure-Techを経て、僕たちのチームは3月2日遠阪小学校で「廃校利活用フェア2018 in たんばCity」を開催することになりました!

丹波市では、現在抱えてる廃校という資産に企業を誘致することで地域を活性化しようとしております。しかしながら丹波市は企業誘致が上手くいかないという課題に直面してきました。この課題を解決するべく丹波に降り立った学生6人が僕たちです。問題の本質を探るべく行った企業ヒアリングでわかったのは、廃校が1校のみでは企業のニーズと合致することが少ないため、公募がしづらいということでした。そこで僕たちが企画したのが、自治体の廃校を一挙に集め企業とマッチングを図る「廃校利活用フェア」です。この提案が市長採択にいたり、2018年3月2日のイベント開催に向け、僕たちは

「廃校の未来づくり」という団体を立ち上げ、約4ヶ月間奔走してきました。しかしながら活動を初めて遠阪に通う中で気づいたのは、結局、企業と自治体をマッチングできても地域の活性化にどう繋がるのか。さらには地域の活性化とは何なのか。といった問題でした。自治体、企業、地域。この3者が協働して地域の未来を語り合い、そして地域の未来を作っていく。そんなビジョンを実現する第一歩がこのイベントです。「掴めタイミング!掘り起こせビジネスチャンス!」。まずは丹波市に足をお運びください。我々一同お待ちしております。​

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